一般内科|中央林間ハートクリニック|中央林間の内科・循環器内科

〒242-0007 神奈川県大和市中央林間4-14-25 中央林間ジョイモアーズ2階
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一般内科

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当院では呼吸器疾患や消化器疾患の初期症状や、既に治療されている方の継続治療にも対応しております。精密検査が必要と判断した場合には、提携している医療機関にご紹介いたします。⻑引く咳や息切れなどの呼吸器症状や、胸焼け、胃もたれ、便秘・下痢、血便などの消化器症状がありましたらご相談ください。

気管支喘息

繰り返し起こる咳・喘鳴・呼吸器困難などの発作を特徴とするアレルギー性の病気です。風邪をひいたり、花粉や大気汚染などの刺激物で症状が悪化しやすく、日常生活に大きな支障をきたします。また、繰り返す発作により気道に慢性的な炎症が生じて気道粘膜が肥厚していくと、症状はさらに悪化していきます。治療は吸入ステロイド薬を使って気管の炎症を抑えることが基本となり、そのほか重症度に合わせて内服薬や吸入薬を組み合わせていきます。

咳喘息

慢性的な咳が主症状で、喘鳴や呼吸困難は伴わないものです。約3割が気管支喘息に移行するといわれています。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

肺気腫や慢性気管支炎などの病気の総称で、主にタバコの煙などの有害物質を⻑期間吸ったことで生じる肺の慢性進行性の炎症性疾患です。喫煙者の15~20%がCOPDを発症し、COPDの90%は喫煙歴があるとされています。症状は慢性的な咳・痰、労作時の息切れで、進行すると体重減少や心不全を認めるようになります。治療の第一は禁煙です。薬物療法としては気管支を拡張させる吸入薬が中心で、ほかに症状に合わせて内服薬(抗コリン薬、β2刺激薬)を組み合わせていきます。病気が進行し、血中酸素濃度が低下して日常の自覚症状が強い場合には、在宅酸素療法(HOT)の導入を検討します。

逆流性食道炎

胃の内容物が食道に逆流することで胸焼けや呑酸などの不快な症状を認める病気です。胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)が第一選択薬となります。生活面では禁煙、就寝前の食事・アルコール・高脂肪食・過食を控えることが大切です。

胃炎、胃潰瘍

みぞおちの痛み、胸焼け、腹部膨満感、食欲不振などの症状を認めます。原因としてはヘリコバクターピロリ感染によるものが最多です。そのほか解熱鎮痛剤のNSAIDsが原因となることもあります。治療はNSAIDsの中止、ヘリコバクターピロリ菌の除菌、PPIの組み合わせになります。

脂肪肝

肝臓の細胞に中性脂肪からなる脂肪滴が貯留した状態をいいます。アルコール、肥満、糖尿病が3大原因です。近年は過栄養、運動不足などにより増加傾向にあり、成人男性の約30%、成人女性の約10%に脂肪肝を認めるといわれています。多くは禁酒、減量、生活習慣の改善により正常に戻りますが、放置をすると肝細胞に慢性的な炎症を生じて、肝硬変や肝細胞癌に進行することがあり注意が必要です。当院では採血、腹部超音波検査による診断、経過のフォローアップができます。

発熱外来について

当院では発熱患者様専用の待合室、診察室をご用意しております。室内の空調管理や定期的な消毒も徹底しておりますので、安心してご来院ください。インフルエンザ抗原定性検査、新型コロナウィルス抗原定性検査に対応しております。注意事項:必ず来院前にご連絡くださいますようお願いいたします。マスクの着用をお願いいたします。診療できる人数に限りがございますのでご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

かぜ症候群

主にウィルス感染によって生じる上気道(鼻腔〜咽頭)を中心とした急性炎症で、鼻汁、咽頭痛、咳、痰といった上気道症状の他に、発熱、頭痛、関節痛、消化器症状など全身症状を伴うこともあります。治療は対症療法が中心で、まずは安静を保つことが大切です。症状が強い場合には解熱鎮痛薬、咳止め薬、去痰薬、抗ヒスタミン薬などで症状の緩和をはかっていきます。短期間に自然軽快することがほとんどですが、炎症が上気道以外に広がって気管支炎や肺炎に進展することもありますので、症状が⻑引く場合には採血やレントゲンなどの検査で異常が無いかを確認していきます。

インフルエンザ感染症

インフルエンザウィルスの潜伏期間は1~5日(平均3日間)で、ウィルス感染から潜伏期間を経て突然の発熱、筋肉痛、関節痛、頭痛、倦怠感などの全身症状が出現します。未治療ですと発熱は3~4日ほど続き、症状が回復するまで約1週間かかりますが、高齢者、慢性呼吸器疾患、心疾患、腎不全、糖尿病、免疫不全などの基礎疾患をお持ちな方は肺炎を合併して重篤化することがあります。

検査・治療

迅速診断キットで10~20分程度で診断が可能です。
発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬を投与することで有病期間を1〜2日間に短縮することができます。

受診のタイミング

迅速診断キットは発症から12時間以内ですと偽陰性となる確率が高く、正確な診断ができません。また、抗インフルエンザ薬は発症から48時間を過ぎてしまうと十分な効果が得られません。これらをふまえて、受診のタイミングは発症から12~48時間が最適とされています。

予防接種について

インフルエンザワクチンの接種は感染の予防効果のほか、重症化の予防効果が期待されます。十分な抗体ができるまでに2週間ほどかかり、効果は約5ヶ月間持続しますので、インフルエンザの流行する年末から3月に間に合うように12月上旬までに接種を終えることをおすすめします。

花粉症について

花粉症は植物の花粉に対して過敏症反応が生じるアレルギー性の疾患です。代表的な原因にスギやヒノキの花粉があります。3大症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりで、目のかゆみや充血を伴うこともあります。症状が悪化すると、集中力の低下、睡眠障害、疲労感などが生じて生活の質が著しく低下します。治療法には抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、点鼻薬、点眼薬などがあります。最近では眠気の出にくいお薬や、1日1回で良いお薬も増えてきており、患者様のご希望を伺った上でお薬を選択していきます。


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